灼熱の初ラウンド
さて打ちっぱなしでの練習もそこそこに、その翌週には初ラウンドに駆り出されました。
そう、ここは常夏の国。まだその気候に肌も馴染んでおらず、後半には半脱水症状で具合も悪くなりかけましたねぇ。赤道近くの気候をなめちゃいけません。
そうそう、日本では前半と後半の間にお昼休憩があったのですが、アジアのゴルフ場はその多くがスループレイのようですね。当然そんなことすら知らず、休憩で涼めるという期待も打ち砕かれ。
朝5時半、運転手付きの車でお迎えです。もちろん相乗りですが、こういうのは海外駐在の特権でしょうか。(すみません)
市場や路面屋台が慌ただしくなってきた街を抜け、郊外のゴルフ場まで走ること小一時間。広大な原野が広がる中の、キレイに整ったゴルフ場です。
プレイフィーは日本円で約8,000円。現地の物価からすれば高いんですけども、こっちではゴルフはお金持ちのスポーツですからね。価格は数あるゴルフ場でもピンキリです。
あとキャディーさんは必須です。日本ではキャディーさんなど経験したことがありませんが、アジアのゴルフ場はプレイヤー1名に一人付きます。このチップの相場がおおよそ1,000円から2,000円ほど。ゴルフ場によっては給料制ではなく、これだけが稼ぎになっているようなのです。
受付で料金を支払いロッカールームへ。これも電子ロックのところ、ダイヤルのところ、アナログな鍵のところとまちまちですが、貴重品だけは絶対に残しておけないですね。
この当時はまだコロナの影響が大きく、ゴルフ場もようやく再開したばかりとのこと。4人乗りのカートを一人ずつ使えとのことで、運転をキャディーさんに任せていざスタートホールへ。そんなにたくさんカートあるのかな。
さて、緊張の第一打が近づいてきます。